通院日和


┃┃ 04年 12月 11日  カウンセリングも始まり始まり

朝、診察時間に間に合うように出たはずが、途中でこりゃ間に合わないかもしれん、と思ってとりあえずクリニックに電話。
電話をした時点で、ワシは名字しか名乗らなかったのですよ。名前を名乗るのは嫌なんで。
で、受付のお姉ちゃんに、「下の名前もお願いします」といわれてちょっと涙
仕方なく、下の名前(子が付く、戸籍上の名前)を言ったら、復唱されてしまいました(もう一度涙)

色々とあるとは思うんですが、戸籍上の名前を言うのは、やっぱりちょっと辛いなぁと思ってしまった罠。
わらびでは、ほとんど下の名前を名乗ることが無かったな。そういえば。

とりあえず診察時間に滑り込みセーフで間に合ったのですが、上野駅を降りて病院に行く間に、
FTM当事者であろう人を2人見かけました。
病院の待合室でも、MTFとFTM当事者を何人か見かけたので、びっくり。
前回がたまたま当事者が居なかっただけなんですかね?

少しばかり待合室でぼーっと待って、初めてカウンセラーさんとお会いしました。
年は、自分より同じ位なのかなぁ、もう少し下なのかなぁ…とにかく若い感じがしました。
そして、話してみると、頼りなさそうなオーラ全開…。

とりあえず、塚ぽんからの紹介状を見ながらもう一度事情聴取を受けました。
前回と違って、紹介状がおいらの視線にばっちり入ってきて、へ〜って感じでございます。
塚ぽんが、「GID(FTMTS)」って書いてあるのを見て、おいらはGIDなのか、しかもTSなのかと、変な感動をしておりました。

で、針間先生よりも突っ込んだ質問が。
「なんで、ホルモン治療したいんですか?」とか、「塚田先生に受診したきっかけは?」とか、仕事の状態とか…。
しかし、「なんでホルモン治療したいのか?」と聞かれるとは思ってませんでした。
いや、何となく自分の中でそれがデフォルトというか、するものだ、という頭になってたことに、自分でびっくり。
塚ぽんに受診したきっかけは、多分、最初の受診で鬱状態だったせいも有るのでしょうね。

またもや、「46XX45XX低頻度モザイク」という一文にひっかっかったらしく、医者に説明を受けたのか?とか、
ISとは違うのか?とか聞かれてしまいました。
家族構成の話から、母の性格の話についても喋っておりました。
あと、祖父母の介護の詳しい話とかをつらつらと喋って、とりあえず終了。
次回からは、自分史を中心に、それに対しての突っ込んだ話をしていくそうです。

で、針間先生の診察。
カウンセラーさんが、パソコンに打ち込んだ情報を引っ張り出して、2、3話をしました。
塚ぽんが、12月中にはオピニオン書くという話を見て、「じゃあ、こちらもそろそろ…」と言ってくれたのにちょっと驚き。
「これから、(カウンセラーさんが)あなたの32年間の人生を根掘り葉掘り聞いていきますから。」と言われました。
根掘り葉掘りですか?先生…。きっとボロが出ますから。残念。

「何か聞きたいことは?」と言われて、「バレてますか?」って聞きたい衝動を抑えて、「何もないです。」って言ったら、
そこで終わり。
針間先生の診察は、実質2分?かな?塚ぽん並でしたね…

またもや、心理テストを渡されて終了となりました。

次回の予約は、12月中に出来るはずだったんですが、こちらの都合で1月に行くことにしました。
う〜ん、ちょっと残念かも。



┃┃ 04年 11月 20日  お、オピニオンですか?

わらびへは来週に行こうと思ってたんですが、諒太さんからお誘いのメールが来たことと、
来週で塚ぽん1ヶ月お休みだと思うと、激込みしそうだなぁということで、本日行って参りました。

3時半過ぎに蕨駅で諒太さんと落ち合って、わらびへ。
受付に診察券を出して、相変わらず待合室が混んでるのと、診察までに1時間以上はかかるだろうと見込んで、マックでお茶をしてました。
とりあえず、5時にはわらびに戻ってきたものの、やっぱり診察はまだまだでございました…。

そっから、1時間近く待合室で話をしながら時間をつぶして、やっと診察。
診察室に入ると、非常に疲れてるオーラを発している塚田先生がいらっしゃいました。真面目に倒れるんじゃないかと思いましたよ。

塚ぽんに、「(針間先生の所へ)行きました?」って聞かれたので、「はい」と答えたら、
「針間先生から報告が来てたなぁ」とちょっと(  ̄- ̄)トオイメ状態で仰ってました。もうそこで大丈夫かー?と思ったんですけど…。
その後は、針間先生の所でどんなことを聞かれたか、とか、何回来ればOKですよって言われた?などと、
針間先生の診察に付いての質問をされました。

その中で、針間先生に家族構成について聞かれました、と答えたら、運の尽き。
「お母さんが壁となって立ちはだかってるけどどう?」って突っ込みが!
どうしてそこだけクリアなんですか、塚田先生…。

とりあえず、父が理解を示してること、母と何かあれば父が盾になってくれるだろうと(ちょっとばかり誇張)を先生に話し、まあ事なき事を得ました。
「いま、オピニオン書いてるからね。埼玉医大の先生からもオピニオン来たし〜。」というお話をして貰いました。
で、先生がそこで終わりそうになったので、あわてて、ホルモン治療の同意書にサインをしてない件を話し、やっとこ先生と自分のサインをして、
同意書が完成したのでした。長かった〜。

でも、やはり鬱の話をされたのにはちょっと閉口。
まあ、すんげーヤバイ状態で塚田先生の診察を始めに受けちゃった自分がいけないんですけどね。
とりあえず、一応は安定してます。ハイ。

ついでに、埼玉医大へ行って、胸オペに関する説明と同意書を貰って来てね、という話にもなりました。
ジェンダークリニックに紹介状無しに行けば大丈夫だよ〜と先生は簡単に仰ってましたが、過去のトラウマが…。

とりあえず、年明け以降で一度電話を掛けて確認してから埼玉医大には行きたいと思ってます。ふぅ。

これで、塚ぽんは終了(か?)
途中経過が知りたいから顔出してねといわれてるので、まあ、3ヶ月先ぐらいにでもまた顔出そうかと思ってますが。



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